2012年5月6日日曜日

よい子は見ちゃダメ!(Act.1)



<出口王仁三郎@大本とオイスカ>
http://tokumei10.blogspot.jp/2012/05/blog-post_05.html

<有栖川宮と出口王仁三郎>
http://tokumei10.blogspot.jp/2012/05/424-0945-google-via-kwout-google-via.html



流石、団長殿。



まず落胤問題について、
出口王仁三郎には有栖川宮熾仁親王の落胤という根強い噂があった[138]。1940年12月11日の第二審において、落胤問題で話が鶴殿親子(醍醐忠順次女。昭憲皇太后の姪)に及ぶと高野裁判長は不敬罪に関わる重大な問題にもかかわらず話題を変えた[139]。鶴殿は1917年(大正6年)に大本を訪問すると即日入信して熱心な信者になり、王仁三郎が有栖川親王に似ていることを周囲に語っていた[140]。大本事件は大正天皇の皇位継承権に関わる問題だったという異説もある[141]。第二次大本事件で、大本弁護団は落胤事件を提起し警察・検察を不敬罪で告訴することを検討したが、獄中の王仁三郎が暗殺されることを憂慮して取止めている[142]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6#.E7.95.B0.E8.AA.AC


これは「異説」というより、

裁判記録(1940年(昭和15年)12月11日の第二審の分離公判(大阪控訴院第三号刑事法廷))を見れば明白な話で、

法廷で王仁三郎が「自分は有栖川宮の落胤」と主張しはじめると 、

「宮様の落胤を自称するなど不敬罪の極み!」とすべきところなのに、

 とたんに裁判長は
「ところで被告が福島ヒサに頼まれて初めてナカ(出口直)を訪問した時は・・・」

と 話をそらしてしまうあたりからも、落胤であることは「触れてはいけない公然の秘密」だったことがわかるわけで。



で、本題。

こちらの第一審の裁判記録(1938年(昭和13年)8月11日)。

(問=裁判長、答=王仁三郎)

問 多少根本的になることだが、国常立尊の霊代は、其の根拠はどう云ふ点にあるのですか。

答 根拠は詰り……。

問 どう云ふ所から持つて来た、此の教義の出来たのは──。

答 それはね、二つありますが、ちよつと申しますが、直は艮の金神を「悪神ぢやないぞよ、此の世を治める誠の神である、是は時日が来て現れるのだから、お前達も信仰せよ。此の世界を御治めになる、世界の悪神を治められて、天下泰平にせられる神さんだ」と云ふことが、直の教義やつたのです。  それが根本になつたのです。
それで、私は、又、皇典講究所に入つて、日本の神道を能く知つて居りますから、日本の神道は要するに、世界各国に弘げたならば、日本の皇室の稜威が輝くのであるから、之を弘めさへすれば、日本の教を弘めさへすれば、世界が平穏無事に治まると云ふのが、根本原理ですから、日本の皇道を宣布する、世界に……それが元であります。
併し、宗教的にやるのですから、それで日本の神さんばかりと云ふ訳にいかぬ。支那の神さんの名をも取り、印度の仏の名も使用したり、或は能く判るやうにキリストの名も使つたりして居りますが、如何にも是はキリストの言ふ、ゴッドと云ふのは、此の神さんだ、此の神さんであるとか云ふやうに、宗教宗教に判るやうな宗教名を付けたのです。 
それで、ミロクさんと云ふことは、実は私は日本の皇典講究所を出て居るので仏の名は聴きたくない、弥勒なんか云ひたくない。
併しながら、さう云はなければ、宗教らしくならぬ、それで宗教らしくなければ、信仰も流行らないと云ふので……。

問 王仁三郎の云ふことは判りました。  是は嘘だと云ふのですね。
此の教義は、古事記や日本書紀の国常立尊と、豊雲野尊の記事がありますね、其の書いてあることに、弥勒下生経と云ふものがあります。  又、菩薩上生経や、キリスト教の再現とか、斯う云ふ思想を説いて、さうして此の教義が出来たのぢやなからうか。

答 宗教と云ふものは隠退とか、再現とか云ふことが、宗教としては生命です。
人が待望する処の神様が、仮令作つたにもせよ、本当のことにもせよ、作つたにもせよ、是はキリストの再現も、ミロクの出現も、私は同じことと思ひます。  又、艮の金神の再現も、同じことと思ひます、一つです。

前田弁護人 裁判長、今日はもう二時間やつて居りますから、五分か十分休憩したいと思ひます。

裁判長 それぢや、五分間休憩致します。


「皇典講究所」をしつこく2回も繰り返していますが、どういうことかというと、

皇典講究所は熾仁親王の父である幟仁親王が初代総裁だったわけで、

王仁三郎が熾仁親王の落胤だったとすれば幟仁親王は王仁三郎にとっての祖父。

つまりこれは

ガチモードの王仁三郎

の発言なワケです。


(続くかも)


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

秀才様の専門分野キター!だったのに、暫し無言だった不安でしたw

匿名 さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
匿名 さんのコメント...

よいこだけど、みちゃった(w

悲しき秀才 さんのコメント...

>無言だった→無言だったので
続編、期待してます。
2012年5月6日1:39


コメント間違って削除してもうた
スンマセン