2021年3月2日火曜日

「神戸のホウカら来ました」

東洋動画のらせん階段@なつぞら

https://riodebonodori.blogspot.com/2019/07/blog-post_29.html

以来の朝ドラの話題ですが 、おちゃよん。

とにかく作品内で演じられる「劇中劇」へのこだわりが半端ない。

アキバレンジャーの『にじよめ学園ズキューーン葵』、

あまちゃんの『潮騒のメモリー』

のこだわりに匹敵するというか。


作品としては、主人公の生涯と上方喜劇界の歴史を描きつつ、

多層構造というか、

ドラマを通して全体でひとつの松竹喜劇的作品にしようとしているようにも見え、

また、松竹喜劇の面々と吉本の面々の競演が、ドラマとしてだけでなく

劇中劇でも見られるところとか、全体がメタ構造になっていて、

半沢直樹(1期)の脚本家だけのことはあるな、と。


で、第12週では、おちゃよんが生き別れの弟ヨシヲと再会。

しかし、ヨシヲは刺青の世界の人間になっていて、

おちゃよんたちが拠点としている芝居小屋に放火するためだけに

刺青仲間たちと神戸のほうから来たというお話。

(神戸の連中はしっかり神戸弁で話してたり。)

そして、まさに放火しようとしてる弟のマッチの火を突然横から吹き消すのは

ほっしゃん改め星田英利が演じる「隣の婆さん」なところも

こだわり満載で面白いdeath。




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